書評紹介【書評】「あべ家はこれでいい。あべ家はこれがいい。」

とても素敵な書評をいただきました。
内容は次の通りです。

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タイトル:【書評】「あべ家はこれでいい。あべ家はこれがいい。」

「この「ザ・あべ家 うちの嫁さんと楽しい家族」という作品は、あべ家の日常を短く切り取った一コマ一コマの物語である。
内容が一月毎で区切られているので、読んでいるうちに気付けばあべファミリーと一緒に12ヶ月を過ごしたような気にさせられる。

また、一ネタが超短編である為に、抜群に読みやすいのはもちろん、
一言が醸し出すインパクトが絶大で、次はどんな展開が待っているのかとページをめくる手を止めさせない。
思わず脱力してしまう展開が待ち受けていると分かっていながらも、
いつの間にかそれを期待してしまっている自分がそこにはいる。

この作品は基本的に夫目線で書かれているが、物語の主役はなんといってもあべ家の奥様の存在である。
読み進めていると、途中途中で現れる可愛らしく、そして恐ろしくもある挿絵にドキリとさせられる。

その姿は世間で言うところのいわゆる鬼嫁のような様相を呈しているのだが、
ここまでずばっと言える奥様、そしてそれにめげない夫の姿がどうしてか幸せそうに映ってくるのが不思議である。

その答えは最後まで出なかったが、おそらく夫婦というのは対であり、
あべ家の二人もなるべくしてなった夫婦なのだという事だろう。
こんな事を書くと本の中から「違う!」とツッコミが来そうではあるけれど……。

いや、もしかしたらこの本は、男性目線で見ても、女性目線で見ても、
ここまで腹を割って思ったことを言ってしまえる夫婦の関係がある種羨ましいのかもしれない。
遠慮のないさっぱりとしたあべ家夫婦の関係が読み手の心までを清々しくさせている。

そして、そんな家庭で育った子ども達のしたたかさや無邪気さが更に味わいを増している。
どうかこのまますくすく育って欲しいと願わずにはいられない。

一般の夫婦では互いに思うところがあったとしても、我慢をしている部分が多くある。
あべ家ではそれを包み隠さずさらけ出す事で、鬼嫁の奥様がしまいにはキュートに思えるほどなのだ。

書籍の文体は往年のギャグ漫画のようでどこか懐かしく、特に夫と同世代の男性には分かる分かるの連続だろう。

あべ家はこれでいい。
あべ家はこれがいい。

声を大にして言いたいことも言えず、それならせめてネタにしてやれと奥様の一挙手一投足をじっと観察している夫の姿が、
会ったことも無いのに脳裏に浮かびあがるから面白い。

これから子ども達が大きくなっていったらあべ家はどうなっていくのか。
夫婦の関係は永遠にこのままなのか。
続編を是非期待したい。
そして、変わらない日常を見て、読み手はきっと安心しながら爆笑するのだろう。

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素敵な書評です。
どうもありがとうございました。

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